WOOD BLIND MATERIAL GUIDE
ウッドブラインドの素材、バスウッドと桐、どっちを選ぶ?
ウッドブラインドを選び始めると、よく目にするのが「バスウッド」と「桐」です。見た目はどちらも天然木らしく上品ですが、得意なことは少し違います。先にまとめると、仕上がりや日常の扱いやすさまでバランスよく選ぶならバスウッド、軽さを最優先するなら桐が有力です。それぞれの使われ方から、違いをやさしく見ていきましょう。
1. バスウッドとは?
バスウッドはシナノキ属の広葉樹で、北米産のアメリカンバスウッドなどが流通しています。淡い色合いと細かく均一な木肌を持ち、軽くて加工しやすい木材です。乾燥後は比較的安定し、塗装を保持しやすい性質も知られています。
こうした特徴から、バスウッドは世界各地のウッドブラインドで広く採用される代表的な素材です。重量よりも、薄いスラットへ整えたときの仕上がりや、カラー塗装の美しさ、日常での扱いやすさをまとめて考えやすい木材といえます。
バスウッドは何に使われている?
バスウッドは、軽くてやわらかく、木目が細かく均一な木材です。加工性に優れているため、ウッドブラインドや室内シャッターをはじめ、木彫り、モールディング、模型、楽器など、幅広い用途に使われています。
特に代表的な用途の一つがウッドブラインドです。バスウッドは薄い板へ精度よく加工しやすく、軽量であることから、何枚ものスラットを使うブラインドに適しています。
また、手工具でも削りやすいため、北米では木彫り用の木材としてもよく知られています。こうした「軽さ」と「加工のしやすさ」が、バスウッドがウッドブラインドの素材として広く利用されている大きな理由です。
バスウッドの主な特徴
- 淡く細かな木目で、表面を平滑に整えやすい
- ホワイトからブラウン系まで色を表現しやすい
- 桐より硬めで、薄いスラットとして扱いやすい
バスウッドも比較的やわらかい天然木です。強い衝撃や一点にかかる力では、傷やへこみが生じることがあります。
2. 桐とは?
桐は日本では桐たんすをはじめ、収納や工芸の材料として親しまれてきました。最大の特徴は、木材のなかでも非常に軽いことです。やわらかく加工しやすく、ややはっきりした木目には素朴な温かさがあります。
桐は何に使われている?
代表的なのは桐たんすなどの収納家具です。そのほか、書画や刀剣などを納める保存箱、琴や琵琶、下駄、建具、彫刻、日用品などにも使われてきました。軽くて加工しやすいことが、持ち運ぶものや収納するものに生かされています。
桐の主な特徴
- 非常に軽く、製品重量を抑えやすい
- ややはっきりした木目と素朴な素材感がある
- やわらかく、加工しやすい
桐はやわらかいため、爪などで傷がついたり、ぶつけた部分がへこんだりすることがあります。薄く長いスラットでは、木取り、乾燥、選別、厚み、塗装などの品質管理も仕上がりを左右します。
3. ブラインドのスラット材として比べると?
ブラインドのスラット材として比べると、バスウッドは「安定性・仕上がり・扱いやすさ」重視、桐は「軽さ・和の素材感」重視という違いがあります。
| 比較項目 | バスウッド | 桐 |
|---|---|---|
| 重さ | 比較的軽いが桐に比べると重い | 非常に軽い |
| 木目 | 比較的細かく均一な印象 | ややはっきりして素朴、個体差が出やすい |
| 表面 | 平滑に仕上げやすい | やわらかく、素材感が出やすい |
| 塗装面 | フラットできれいに仕上がりやすい | 木目や凹凸感が残りやすい |
| 反り・安定性 | 乾燥後は比較的安定 | 軽く低収縮とされる一方、薄いスラットでは品質管理が重要 |
| 硬さ | 桐より硬め | かなりやわらかい |
| 傷・へこみ | 桐と比べればつきにくい傾向 | つきやすいため丁寧に扱いたい |
| ブラインドとの相性 | 仕上がりと扱いやすさのバランスがよい | 軽量タイプに向く |
| 商品・カラー | 非常に豊富 | 選択肢はやや限られる場合がある |
実際の重量、操作感、反り、仕上がりは、素材だけでなく製品サイズ、スラットの厚み、木取り、乾燥、塗装、昇降機構にも左右されます。
4. バスウッドと桐、どっちを選ぶ?
バスウッドが向いている方
- 家具のような整った質感を求めたい
- ホワイトやブラウンの塗装をきれいに見せたい
- 軽さと日常の扱いやすさをバランスよく選びたい
- 部屋に合わせてカラーを選びたい
桐が向いている方
- 製品の軽さを最優先したい
- 大きなサイズで重量を抑えたい
- 素朴な木目を楽しみたい
- 和の空間や自然素材の雰囲気を大切にしたい
迷ったときは、総合バランスのよいバスウッド
桐の軽さは、ほかの木材にはない分かりやすい魅力です。一方、一般的な家庭の窓で、木肌の整い方、塗装の仕上がり、傷やへこみへの配慮、カラーの選びやすさまでまとめて考えるなら、バスウッドは選びやすい素材です。
軽さを一番に考えるなら桐。仕上がりと日常の扱いやすさを含めて、失敗しにくい素材選びをしたいならバスウッド。この考え方を軸に、窓の大きさ、操作する頻度、部屋の家具や床の色を合わせて確認すると選びやすくなります。
当店のバスウッド製ウッドブラインド
当店のウッドブラインドは、天然バスウッド製です。端正な木肌を生かしながら、窓の大きさやお部屋の雰囲気に合わせて選べます。
- 既製サイズは68種
- 1cm単位でサイズ調整可能
- 本体カラーはホワイト、ナチュラル、ブラウン、ダークブラウン
- ラダーテープは12色
- 色とラダーテープの組み合わせを楽しめる
- ラダーテープで穴隠しや光漏れ軽減にも配慮
大きな窓では製品重量や昇降時の負荷も確認し、窓に合ったサイズをお選びください。
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