当店の母体は、インテリアショップ「E-comfort」です。
そのE-comfortのスローガンは「design for all」です。直訳すると「みんなの為のデザイン」ですが、これは類義語のユニバーサルデザインの方を向いているのではなく、優れたデザインをみんなの為に用意するという意味が込められています。
個人的にはvolkswagen社の考え方に近いのかな、と思っています。国民車という思想で車が作られた歴史が有り、その車は日本人にはカブト虫(ビートル)の愛称で知られていたりします。その様な、たくさんの人が購入できるよう安価で、便利で、優れたデザインの製品が素晴らしい製品だと、私は思います。
家具の世界ではデザイナーズ家具という 偉大な建築家や家具デザイナーが過去に作り上げた様々な名作の家具が存在します。存在はしますが、高価なため一般のユーザーが気軽に買う事は出来ず、特別なものという扱いだったと思います。それを広く普及させるきっかけとなったのが、ジェネリック家具であり、E-comfortというインテリアショップだったのです。
ジェネリック家具とは、発売から20年以上経過し意匠権の保護を外れ、製造権利が一般化された家具を別なメーカーが生産したもので、ジェネリック医薬品と同様に広く知られるようになりました。
弊社の先代の社長は、そのジェネリック家具という言葉を始めて用いて製品を世に送り出しました。2022年現在、デザイナーズ家具は特別な存在ではなくなり、テレビや雑誌を初め様々なメディアでジェネリックのデザイナーズ家具が使われています。
「design for all」は、イージーブラインドにも受け継がれています。
イージーブラインドは、見た目が良くおしゃれなブラインドを、皆さんに安価に提供できるよう努めています。